熱中症の症状 めまい

熱中症の症状のひとつに、めまいがあります。

立ちくらみのようなことは誰でもたまに起こるので、熱中症とは限りませんが、可能性の１つであることはたしかです。

ただ、熱中症の場合、体温が上がることが原因にあって、そのせいで体内の水分や塩分のバランスが崩れたり、体温の調節機能が働かくなったりすることです。

そのため、めまいがする時に、体に熱がこもっているような状況であれば、熱中症を疑って早めに対応することが大切です。

また、そういう時にめまいと同時に汗が大量に出たり、足の筋肉がつったりする時は、熱中症の可能性がさらに高いです。

こうした時の対策としては、３つあります。

１．涼しい場所に移る。
風通しがいい場所や、エアコンが効いている室内です。

２．衣類を脱いで冷ます
体内の熱を外に出します。その上で、肌に水をかける、扇風機やうちわなどであおぐ、氷などで首、わきの下、太ももの付け根などを冷やしましょう。

３．水分と塩分の補給
水、スポーツドリンク、経口補水液などがあります。
スポーツドリンクなどには塩分や糖分が含まれていて、基本的には両方とも摂取してかまいませんが、持病で糖分を控える必要がある方は、摂りすぎに注意しましょう。