リレーアタック

我が家の車はスマートキーを使っていますが、最近NHKで繰り返し、この仕組みを悪用した「リレーアタック」による盗難のことを伝えていました。

スマートキーに対応している車からは、微弱な電波が半径１メートルほどの範囲で出ています。車に近づいて車からの電波を受信すると、キーからも電波が出る、という仕組みで、この時、正しいキーなのかを照合して、ドアを開けられるというのがスマートキーです。

「リレーアタック」は、このスマートキーの特性を悪用して、２人一組で車を盗難します。まず、車の近くにいる犯人Ａが、機械を使って車から出る電波を受信して、増幅します。もう１人の犯人Ｂは、この電波を家の中にあるスマートキーに中継（リレー）します。

中継された電波を受信したスマートキーから電波が出ると、車は「キーが近くにある」と認識して、ドアハンドルを触ればロックが解除される状態になってしましいます。

それにしても、ドアが開くのはわかるとしても車を走らせることまでできるのは驚き。私にはそこまで仕組みを説明できませんが、実際それで車が盗まれているんです。そこで、防止策を紹介します。

車から出る電波は防げないので、スマートキーの方を遮断するために、こんなポーチやケースに入れておけば大丈夫。
1,500円くらいで車を守れるので、これは必要経費だと思います。